
2010年06月02日
☆91 苗と私のからだ

countdown 91
「苗と私のからだ」
天候不順と日照不足で、田んぼの稲もプール育苗の苗も成長が遅れている
ここ近年にはみられないほどの異常気象らしい
確かに、この朽木でもほとんど雪が降らなかった
私の子どもの頃は2メーター近くまで積もっていたのに
この地で生まれてこの地で育ったおばあちゃんたちも、こんな雪の降らない年は知らないという
それだけ、何か不気味な気がする
植物は天候が重要
私のように、お米を販売して生計をたてているものにとって、収穫量が一年間の生活を決める
みんな、
「どうしたものか」
って悩んでおられる
「ちょっと様子をみるか」
って
植物は、動物や植物が土に返ったその栄養素(タンパク質)を窒素というもので吸収して、からだの中でアミノ酸というものに変えて自らのタンパク質にしている
つまり、動物の体も植物の体もタンパク質で出来ている
少し難しく解説すると、いや、分かりやすく解説すると、どんなタンパク質も分解して分解して小さくするとアミノ酸になる
そのアミノ酸を動物なら動物、植物なら植物用に繋ぎあわせて体を作っています
私たちでいえば、つまり、食べたものを噛み砕き、消化という作用を経て体の栄養となります。
元気がなく体が弱ってる時は点滴を打ちますよね
食欲がなくても栄養は必要
ご飯じゃなくアミノ酸なんです。
植物も元気がないんです
だから、普通に肥料をあげても食べてくれません。
ですから、アミノ酸を、根っこからじゃなく、吸収の早い葉っぱから、点滴として、与えてあげるのです。それも、葉っぱの表じゃなく、裏側から
つまり、ジョロのようなものじゃなく、霧にして
これが、朽木まるきゅうのこの緊急事態の対策です。
早朝が一番効果があるということで、早起きして、プール育苗の苗にアミノ酸をあげています。
ちょっと効果ですが、元気になってもらいたいから
で、で、肝心の私といいますと、忙しさのあまり、朝食の時間がありません。ですから、私の朝食は缶コーヒー
私の体にもアミノ酸がいるかも…
Posted by 朽木まるきゅう at 13:09│Comments(0)